船木由喜彦 著『演習ゲーム理論』を勝手に訂正するページ †正誤表以外で見つけたミスを勝手に訂正してみるページ。受講学生によるところが大きい。後半は講義で使う予定ないから見つからない予感。
P.36 演習問題2.11の解 π_1(x_1,x_2) = - (x_1-500)^2 + 250000 - (x_2)^2 P.215 問題2.2の解答
である。このとき、1がs_1を選ぶ確率をp、2がt_1を選ぶ確率をqとすると、1と2の期待利得は E_1(p,q) = (2q+4(1-q))p + (3q+2(1-q))(1-p) = (4-2q)p + (q+2)(1-p) = (2-3q)p + (q+2) E_2(p,q) = 4(1-p)q + (3-p)(1-q) = (1-3p)q + (3-p) であるから、混合戦略のナッシュ均衡は ((0,1),(1,0)), ((1/3,2/3),(2/3,1/3)), ((1,0),(0,1)) である(純戦略の均衡に対応するものがないのと完全混合の均衡でのプレイヤー2の戦略が反対)。 P.215 問題2.3(2)の解答*1 E_1(p,q) = (12q+20(1-q))p + (30q+18(1-q))(1-p) = (20-8q)p + (12q+18)(1-p) = 2(1-10q)p + (12q+18) E_2(p,q) = 2(1-10p)q + (12p+18) であるから、混合戦略のナッシュ均衡は ((1/10,9/10),(1/10,9/10)) |