第2章 企業の機能と構造 †0 はじめに †最終更新日5月22日 こんにちは。第二章の前半部分の報告を担当する寺です。 私は、教科書の17ページから28ページの内容を報告します。 難しい説明はせず、
ということに的を絞って自分なりに内容を整理して報告しようと思っています。でも数式のところは難しくて、正直なところ困っています。むしろ私が皆さんから教えて欲しいなあと思うところが沢山ありました。 報告の形式についてですが、あらかじめ文章を用意してきて、それを読み上げるつもりです。教科書の内容を大づかみに理解して頂ければ別に問題はないと思います。 念のため、以下に教科書の文章の中でポイントとなるようなことを、簡単に記しておきます。 朝にあわてて書き換えたので不備があるかもしれませんが、御了承下さい。 1 企業とは †1.1 企業の種類 †私企業は個人企業と法人企業に大きく分けられます。個人企業とは、個人が経営し、そのための費用もその個人が出すような企業のことです。それに対して、法人企業とは経営のための費用をいろんな人が出す企業のことです。この「経営のための費用を出す人」を出資者と言います。 また法人企業は、合名会社、合資会社、有限会社、株式会社の四つに分けられます。 出資者の責任は有限責任と無限責任にわけられます。無限責任の方が重い責任です。 1.2 所有と経営の分離 †所有と経営の分離とは、簡単に言うと、「経営者と出資者が異なる」ということです。これは普通、株式会社の特徴を説明するときなどによく使われます。 1.3 企業規模の分布 †ここでのポイントは二つあります。一つ目は、大企業よりも中小企業の方が、圧倒的に数が多いということです。二つ目は、ある産業内の企業の数は、時間が経過するにつれて、初めの頃は急激に増加するが次第に減少し、最後には一定数に落ち着くということです。 1.4 企業の内部構造 †企業の内部構造は二つに分類されます。一つ目は単一型組織です。これは、社長さんみたいなお偉いさんが何でもかんでも決めてしまうといったかんじの内部構造です。それに対して、各事業部にも独立した権限と責任があるような内部構造のことを事業部制といいます。 2 企業の利潤と資産 †2.1 企業利潤とは †企業の利潤は、収益からいろんな費用を引いて残ったものとして捉えることができます。全産業における平均を見てみると、企業の利益の10%をちょっときるぐらいが役員への報酬として支払われ、残りが配当金と内部留保として半々ぐらいに分けられています。 2.2企業の資産と負債 †資産の分類方法には二つのものがあります。一つ目の分類方法は、流動資産と固定資産という分け方です。流動資産とは受取手形や売掛金などのことをいい、固定資産とは機械設備や土地などのことをいいます。二つ目の分類方法は、実物資産と金融資産という分け方です。実物資産とは建物や機械や土地などのことをいいます。金融資産とは現金、預金、有価証券、貸出金などのことをいいます。 日本の産業においては、資産について流動資産と固定資産の割合が半々ぐらいになっているらしいです。 余談 †ポートフォリオとは「安全性や収益性を考えた、有利な分散投資の組み合わせ」のことを指すそうです。 質問その他 †
3 企業の利潤最大化行動 † |