こんにちは。第八章の後半部分の演習問題を担当する寺です。
いつものように、要点だけをまとめたものを載せておきます。
この問題は143ページの真ん中らへんにある(5)の式、ドーフマン・スタイナーの
最適広告費の条件を使って解きます。広告費売上高比率が高い場合、広告に対する
需要の弾力性(広告が需要に与える比率的効果)と需要の価格弾力性がどうなるのか、
また広告費売上高比率が低い場合はどうかといったことがポイントです。
この問題も、ドーフマン・スタイナーの最適広告費の条件を使用して解きます。
最適広告費の条件の式に、与えられた値を代入して解くだけです。
この問題は、特に教科書の記述を使うというわけではありません。しかし、
常識的に考えていくとわかるような感じです。解答に書いてあることをかみくだいて
考えれば理解できます。
この問題は教科書147ページから149ページまでの内容を参考にして解きます。
内容の要約みたいなものです。
この問題は企業Bに焦点を当てて考えると理解しやすいです。「取引が効率的」
ということを簡単な数式で表現して、それを変形すれば解けます。
この問題も、同様の手法で解きます。5.(1)の問題と本質的には変わりありません。
この問題は、答えそのままです。企業Aが価格Pでこの製品の製造・販売をオファー
した場合に企業Bはsが0 < s < P/aの間にあると考え、そのオファーの価値を
PとPb/2aの大小関係を比較することで評価し、企業間の取引が成立するのは
2a < bの場合、ということになります。