*テロの経済学(アラン・B・クルーガー 著)([[amazon>http://www.amazon.co.jp/dp/4492313915]])

London School of Economicsで講義したテロについての実証分析をまとめた本。一般人が会う機会のないテロリスト(だから印象論が横行する)について、統計データを使ってその実態を明らかにしている。内容は
-第1章 誰がテロリストになるのか―テロリズムへ参加する個人の特徴
-第2章 テロリズムはどこで発生するのか―経済的・政治的条件とテロリズム
-第3章 テロリズムは何を成し遂げるのか―テロリズムの経済的・心理的・および政治的帰結

のような構成になっている。難しくはないし内容もいいので読み物としてお勧め。「戦争の経済学」より読んでは楽しいかな(あっちは教科書として読む本のようなので)。ただし、翻訳が若干雑なのか(元の本のせいかも)分かりにくい部分も。以下、問題部分のまとめ(編集中)。

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