テロの経済学(アラン・B・クルーガー 著)(amazon

 London School of Economicsで講義したテロについての実証分析をまとめた本。一般人が会う機会のないテロリスト(だから印象論が横行する)について、統計データを使ってその実態を明らかにしている。目次は

の通り。アメリカ政府でさえ、統計データを重視していなかったことを示すエピソードとかも書かれていて興味深い。 難しくはないし内容もいいので読み物としてお勧め。「戦争の経済学」より読んでは楽しいかな(あっちは教科書として読む本のようなので)。

こんな発言する前に読んでおくべきだったね。

鳩山由紀夫首相は22日夜(日本時間23日午前)、ブラウン英首相と
ニューヨーク市内で会談し、アフガニスタンへの復興支援に関し
「(反政府武装勢力の)タリバン兵士の社会復帰のための職業訓練を
行い、平和にする道もある」と述べ、民生分野で積極的に実施する
意向を表明した。(時事ドットコム 2009.09.23)

テロリストの能力が低いわけではないことは、日本では某新興宗教団体の例があるから読まなくてもわかりそうなもんだが。

関心を引いた部分。

翻訳が若干雑なのか(元の本のせいかも)分かりにくい部分も若干あった。以下、問題部分のまとめ。

 ついでに誤字も(記録取ってなくて見逃したのも多数)。


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